トリニティー・身体とハートとマインド
トリニティーというアイデアは、クリスチャニティーの中では「父と子(イエスキリストのこと)と精霊」 のことを指します。
元々は古代ギリシャの「三つの本質の結合」というアイデアからきています。
「本質」という部分は「存在」という意味です。
後に物質または構成要素という使われ方もされるようになり、哲学者のプラトーやアリストテレなども思想的な形容として使っています。
このアイデアは 基本的に「三つの本質で存在が成りたっている」ことを指します。
現代的なスピリチュアルの分野では「ボディー、マインド&スピリット」という三位一体の考え方です。
人間のバランスは「肉体とマインド、そして魂」の三つで成り立っていると捉えています。
マインドは「思考」という頭で考えることを指します。
魂は「感情」を通じて本質で感じることを指します。
日本語では三位一体という意味が最も近いでしょう。
これに似たもので「三霊(みたま)」または「三珠(みたま)」 という言葉もあります。
ではこれらの考え方に共通しているものは何でしょう?
それは形が無い「働き」 という部分です。
三つの目に見えない本質的な働きが、一緒にバランス良く働きながら人間であることを 可能にしているということです。
では人間が生きて行くために必要な「働き」は何でしょうか?
それは生命エネルギーです。
身体を正常に機能させることができる充分な生命エネルギーや栄養素が流れていなければ、私たちは人間として機能できません。
私たちは食べるものや空気中の中から、身体を維持するのに必要な生体エネルギーである「氣」を取り 込んでいます。
この眼に見えないエネルギーは、その他にもエセリック・ヴァイタリティーやプラーナ、 マナなどとも呼ばれます。
人体を解剖しても発見されることはありませんが、肉体波動を高めて身体の感 覚を研ぎすましてゆけば、診ることも体感することもできるようになります。
「氣」は空間の中 から取り込まれた「氣」と、食物から取り出された「氣」が身体の中で変換されて作られます。
中医学で は食物から取り込まれる量が全体の40%、残りの60%は空間からだと説かれています。
しかし加工食品や汚染された食物の多い現在では、昔のように食物自体が良質な生命エネルギーを持っているとは考えにくいでしょう。
簡単に「氣」と書いてしまうと、それは肉体だけに関係するものだと考えがちかもしれませんが、実際にはそうではありません。
氣は一種類しかないわけではなく、様々な種類があります。
私たちの頭の働きである思考や、心の働きである感情にもエネルギーが送られます。
脳のストレスを緩和して、 素早く、そして賢く働かせるにもエネルギーが必要です。
楽しい感情や愛に溢れて幸せな感情を保って幸せになるにも「氣」と いうエネルギーが必要です。
望んでいる幸運で健康な人生を引き寄せて作り上げるには、充分な生命エネルギー=「氣」が必要だということです。
▲氣の三宝:三つの丹田
そしてトリニティーの三位一体が示すように、私たちの体内を流れ る氣にも「氣の三宝」と呼ばれる基本の3種類があります。
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超簡単!
幸運と健康を引き寄せる
願望実現エクササイズ Table of Contents もくじ
・はじめに
Chapter 1
願望達成と引き寄せの秘密
・願望実現ってなぁに? 想像&創造する力
・引き寄せの鍵は健全な生活の中にある
・知ることで願いは叶いやすくなる
・人間ってなぁに? 眼に見えない身体の仕組み
・願望達成にもエネルギーが必要
・トリニティー・身体とハートとマインド
・身体のエネルギーセンターってなぁに?
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